今回はベテラン社員であり、当社中核メンバーの1人でもある加藤マネージャーに、入社〜20代半ばの頃を振り返ってもらい、自身のことや業界のことなどを聞いてみました。「現環境では当たり前のことも、当時のIT業界ではこんな感じだった」などのエピソードを満載でお届けしていきます。
加藤 健一/マネージャーの他の記事
IT業界の昔と今。当時は主力言語がはっきりしていなかった
約22年ほど前、加藤マネージャーが入社した当時についてお聞きします。
そもそもなぜIT業界を選んだんですか?
高校生時代に遡るのですが、当時仲の良かった友人がものすごくパソコンに詳しくて、その友人に「こんなことができるんだよ」と、プログラミングをしてものを動かすのを見せてもらった時に「すごい!」と、一撃で興味を引かれました。その後は「早く仕事がしたい」一心で大学ではなく専門学校に進んだんです。
当時のIT業界はどうでしたか?業界の人気度合いなど
就活としてのIT業界の人気でいうと、今とさほどに変わらないですね。当時でも大手に行く人もいれば、中小やベンチャーに行く人もいたって感じです。世の中的にはまだスマホなどはなく、携帯電話(ガラケー)はありましたけどゲームなんてもちろん出来ないですし、パソコンですら各家庭にあるかないかってところでしたね。学校ではWindows95やWindows98がメインで使われていましたし、私も会社入る時に初めて自分のパソコンを買ったんですが、それはたしかWindows98だった気がします。当時30万円とか40万円くらいしてました(笑)
当時のトレンドだった言語などを教えてください。
私の場合は1番最初にC言語をやったんですよね。今でいう主力言語はたとえば業務系ならJavaとか、組み込みならCなどですけど、当時はいろんな言語が出始めた頃で主力がバラバラというか、「これがトレンド」というのはあまりなかったような気がします。
当時、需要のあったプロジェクト(お客様のニーズ)は?
当社が業務系メインというところなので、会社(お客様)が必要としているもの自体はあんまり変わっていないような気がしますね。私が参画していたプロジェクトで、当時作っていたシステムが今も使われ続けていたりしますし、そうしたシステムを改修、バージョンアップしていたりといった感じです。
次のプロジェクトに入る前はひたすら猛勉強
エンジニアの駆け出し時代についてお聞きします。
自身の仕事への姿勢はどんな感じでしたか?
みなさんご存知かもしれないですが、IT業界って昔は本当にブラックだったんですよ(笑)
徹夜も当たり前のようにあって会社に寝泊まりも日常茶飯事。みんなその辺の床で寝るみたいな感じだったので、ぶっちゃけそういうのはすごく嫌でしたね。あ〜、早く帰りたいなぁ…って。今はもちろんですけどそんなのは無いですよ!
学習意欲や実際の行動はどうでしたか?
学習に関しては、主要な言語がなかったのでプロジェクトごとに使う言語がガラッと変わってくるんですよね。だから、「足を引っ張らないようにしなきゃ」って気持ちで、次のプロジェクトに入る前に猛勉強していました。激務の合間を縫いつつ学習を進めていたので大変でしたね。
当時、自分はどんな人材になると思い描いていましたか?
「マジで俺、誰にも負けない」と思っていました。尖っていましたね(笑)
技術力に関しても、コミュニケーション能力に関しても負けない!と。20代の時点では「技術力ではこの人には勝てないな。現時点で負けてるな」って思いつつも、そこは認めた上で素直に「教えてください」と言っていました。ただ、どこかで超えられるだろうみたいな感じで「この人は絶対に超えられないな」とは一切思わなかったですね。でも、のちのち思い知らされるわけですけど。すごい人はやっぱりすごいな!勝てないなってね。
目指した姿は、どんなことにも対応できる「頼られる人材」
当時の印象に残った出来事をお聞きします。
感動、感銘を受けたエピソードを教えてください。
ある時期から「マルチにこなせる人材を目指そう」と思ったんですよ。例えばJavaのスペシャリストを目指すなどではなく、Javaもそこそこできるし、違う言語も、またまた違う言語もそこそこできる。他の業務もそこそこできるといったように、全ての仕事がそこそこできる人になろう、と。
そうして仕事に励んでいるとき、お客様から「加藤君は何かが突出して出来るとかではないけれど、逆に何でも率なくこなせるよね」「だから、すごくいいんだよ」と言ってもらえたんですね。その言葉をもらったとき、「自分の進んできた道は間違っていなかったんだな」と感銘を受けましたね。
苦労、失態をおかしたエピソードを教えてください。
苦労エピソードとは違いますが、私の入社当時はまだ運用チームがメインで開発チームは私を入れて3人。うち1人は私が入ってすぐに退職したので実質2人でした。当然のように全てのプロジェクトは1人で参画するんですが、教育制度や研修といったものは一切なく、入社早々にプロジェクト先に行くことになったりと、自分がどこの会社に所属しているのかわからなくなっていましたね(笑)
でも、私自身はそうしたところに苦労を感じたことはなかったですが、当時と比べると「今は本当に環境が整ったなぁ」というのをしみじみ思います。
歩んできた道に悔いはない。私はまたこの道を進むだろう
今、ご自身が20代ならどんな人材を目指したいかについてお聞きします。
取り巻く環境全てが当時と違うことを踏まえて、どんな人材を目指していそうですか?
今と変わらないところを目指すと思いますね。仕事は人間関係が大事だと信じてやってきたこともあり、それこそ入社間もない頃に一緒に仕事をしていたお客様や、他のパートナーなどともいまだに関係が続いているんです。20年来の友人ですよ。
そしてやはり日本事務処理サービスに入社したいと考えると思いますね。
今の20代の方に激励の言葉をかけてあげてください。
”名詞ではなく動詞で行こう!”
この言葉が何を言いたいのか。その真意は是非とも皆さんで考えてみてもらえると嬉しいです。
さいごに
今回はベテランの駆け出し時代を振り返る回として、加藤マネージャーに根掘り葉掘り伺いました。また、記事にはしていませんが「コインパーキングやらかしエピソード」などの面白い話もあるので、興味のある方は選考の中で直接聞いてみてくださいね。
アルムナイ アンケート エンジニア採用 エンジニア適性 オンボーディング ガジェット システムエンジニア システム運用 スマホアプリ プログラミングスクール プロジェクト先 ランチ リファラル採用 ロケーション 中途採用 人差し指 右腕の目線 営業採用 採用コンセプト 文系エンジニア 文系出身エンジニア 未経験入社 育児休暇 資格 面接について