日本事務処理サービスでは、システム開発事業のほかに“システム運用事業”を行なっています。これまで当社では開発に関わるコンテンツを発信してきましたが、今回は運用の方にスポットをあてた記事をご紹介することに。その理由はみなさんに、“当社が行なっているシステム運用事業のこと”を知ってもらいたいと考えたからです。では、さっそく見ていきましょう!
Profile
安藤 誠
1999年入社/新卒(専門学校卒)
入社以来システム運用の仕事を行なっています。入社後から2年半ほどは金融系システムのシステムセンターで勤務し、以降はずっと現在の現場です。
【休日の過ごし方】
趣味はドライブ。とにかく車が好きで、結婚してからも車をいじるのはやめられないです。休日は気分転換も兼ねて、よく洗車をしています。「車がいつも綺麗やねえ」と、近所の人からお褒めの言葉をいただいています。(笑)
システム運用とはいったい何?どんなことをする仕事?
システム運用の具体的な仕事
私たち運用チームでは、鉄道関係のシステム運用を行なっています。主には駅構内で動いているあらゆるシステムの監視で、たとえばシステム上で動いている処理の監視や、そのシステムに搭載されているネットワーク機器やサーバーなどの状態の監視、それらの異常時対応などを行なっています。ちなみに「監視」というと、モニターに張り付いて見ていなければいけないイメージを持たれます。たしかに昔はそうだったのですが、現在はモニターを凝視していることはなく、システム処理の異常終了や機器の異常終了、または機器の故障などを検知するとアラートメッセージやアラームで異常発生を教えてくれるので、そうなったときに対応をするという形です。
また監視業務のほかに、ユーザー様からの問い合わせに対するヘルプデスク業務も担っています。私たちのいうユーザー様とは、駅構内で働く駅員さんなどを指しています。
異常が発生する頻度
おおよそですが、月に4〜5件ほどだと思います。つまり1週間に1回あるかないかぐらいです。
ユーザー様からの問い合わせ件数
こちらは月間でだいたい10〜15件ほどです。問い合わせの受付は深夜1時半まで受けています。
ユーザー様からの問い合わせ例
どちらかというと駅の収入(お金関係)が絡むものになりますので、たとえば売り場(券売機など)ですね。売上集計がうまくいかないだとか、入力したデータに誤りがあっておかしくなったり、操作を誤って処理できなくなってしまったなど多岐にわたります。私たちはそうした各異常に対して原因となっている箇所を探るべく、ユーザー様が行なった操作の履歴を紐解きながら見つけていきます。
チーム体制や勤務形態
私たち運用チームでは、他社のかたも含めて40名ほどが業務にあたっています。そのうち、当社のメンバーは10名です。勤務形態としては、1勤務5名ずつで回しており、日勤と夜勤のシフト交代制で行なっています。
なぜ40名の規模感が必要なのか
やはりシステムが膨大だからです。ひとつひとつの大きなシステムが複数あるので、それを交代制で回していくには相応の人数が必要になります。
システム運用のやりがいや大変さ
システム運用のやりがいや楽しさとは
複数のシステムを監視できる、というのが1つ。たとえば駅の収入に関するシステムに携わるなんてそうそう出来ませんからね。もう1つはヘルプデスク業務。問い合わせ内容のなかには、ものすごく困った状態で電話をかけてくることがあります。そういった時は、操作に操作を重ねまくってグチャグチャな状態になっていることが多いので、それをひとつずつ紐解いて解決できた時に「本当にありがとうございます!」と感謝されます。やはり感謝の言葉をかけてもらえることは嬉しいですし、やりがいに感じますよ。
システム運用の大変なところ
乗客の方に影響が及ぶシステムの監視もしているのですが、そこでトラブルがあると大変です。
たとえば、券売機で切符が買えないだとか、改札が通れないなどの障害が発生する場合もあります。そうした障害は乗客の方に迷惑が生じてしまっているため、最速最短で復旧させなければなりません。要は復旧までの時間を求められるということですね。
とはいえ、私たち運用チームが直接コードを触ることはなく、復旧実務はシステム保守部門が担当するのですが、その間も現場からは絶えず問い合わせが入るため、現状況を周知する役まわりをするのですがこれも大変。このようなケースの場合、東京〜新大阪間の在来線や新幹線などの複数の駅で同じ事象が起こっていると想定されるので、本当にバタバタです。
システム運用をする人の向き不向き
どんな人が向いているのか
全体で40名という人数がいるので、円滑に業務を行なう上では満遍のないコミュニケーションが必要です。あとは勤務形態の話になるのですが、昼夜が逆転することもありますのでこれに慣れること。とくに夜勤は業務時間も長いので、健康面や体力面に問題のないかたが望ましいのだと思います。
逆に向いてない人とは
向いている人とは反対に、孤立を好むかただと難しいです。複数人でシフトに入っているので、何かあった際には助け合わないといけない。たとえば、受け持っているシステムに異常が発生したとき、自分1人で対処するには限界がありますので、かならず周りのかたに助けてもらわないといけない場面があります。こうした場面でしっかり声を上げることができないと、先ほどあげたような大きな障害につながりかねないので、コミュニケーションが取れない人だと難しいのではないかと感じます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。今回は、システム運用メンバーに運用の仕事についていろいろと話してもらいました。学生や求職者の皆さんには、開発以外の事業を知っていただける機会になったのではないでしょうか。今後も、これまで以上に当社を知っていただくために、網の目を細かくしたコアなコンテンツを発信していけたらと考えています。乞うご期待!
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