今回はプロジェクト先を知るシリーズの第3弾として、浜松を拠点に活動するベテランエンジニアの吉田に話を聞きました。
彼は、現在在籍する社員の中で最長の在籍年数であり、先々代の社長の頃から活躍してくれています。そんな吉田の「味のある話」を見ていきましょう。
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プロフィール
吉田浩二(52歳)1991年入社
はじめの10年は運用チームに所属、その後は開発に移り20年ほどの経験を積む。
現在は浜松のリーダーとして4人のメンバーをまとめ、同時に浜松エリアの営業担当も行っている。
趣味はサイクリングで30年ほどのキャリアがあり、ロードバイクやマウンテンバイクなど3台を所有。
また、最近ではアクアリウムや靴磨きにもハマっている。
自分を成長させてくれた節目のプロジェクト
印象に残っているプロジェクトを3つほど紹介してください。
印象に残ったプロジェクト1
まず一つ目は初めて参画したプロジェクトですね。私は文系出身で、もともと運用チームにいたのですが、ある時「システムが作られた後の運用ではなく、システムを作る側になりたいな」と思い、開発への異動を申請しました。プログラミングについては自己啓発で勉強をしていたんですが、プロジェクトに入った途端「甘かった!」と痛感することに。というのも、専門用語もデータベースもチンプンカンプン過ぎて…。当時はネットで調べるといった環境はなかったので、人に聞いてなんとかするしかありませんでした。本当に苦労しましたね。
印象に残ったプロジェクト2
二つ目は開発に移って数年が経った頃。それまでは企業系(例えば自動車関系など)のアプリケーションを作っていたんですが、とある大学のウェブサイトを作ることになりまして。休校情報や時間割りなど、一般の方の目に触れるサイトの開発〜導入を担当しました。実際に大学に出向き、自分が作ったものが一般の方に閲覧してもらえているのを見て喜びはひとしお。本当に嬉しかったですね。
印象に残ったプロジェクト3
三つ目は10年ほど開発経験を積んだ頃に行なった進学塾のプロジェクト。要件定義から開発・テストまでを行っており、途中で請負になってからはプロジェクトリーダーを任せてもらえたので、思い出深くてとても印象に残っています。
地元企業のプロジェクトに並々ならぬ強い思い入れ
現在手がけているプロジェクトについてお聞きします。
プロジェクトの規模、内容はどういったものですか?
そうですね。現在は様々な事業を手掛けている鉄道会社のE社にて旅行関係のウェブサイトの機能追加、改修、不具合対応などを行なっています。他にもレンタカー関係などもさせてもらっていますね。
以前は同じE社でも高速バスの予約システムやツアーの予約システムなどを新規で行なっていました。
プロジェクト期間は長いものと短いものとどちらが好き?
私は長い方が嬉しいですね。なんせモノづくりが好きですから、開発で手を動かしてプログラミングをするのが大好きなので(笑)
自身はどちらかというとプログラマー気質?
そうですね。どちらかというよりも”絶対的にプログラマー気質”ですね。
プロジェクト先の環境や外部の方との関係性はどうですか?
現場はとても雰囲気いいですし、和気藹々とやっている職場です。E社はどのプロジェクトに行っても雰囲気が良いんですよね。きっと会社全体の風土がそうなんだろうなと感心しています。
何でもE社に強い思い入れがあるとか?
そうですね(笑)
私は浜松生まれなのですが、開発業務に携わるに際し「しばらく名古屋に来て勉強しなさい」と先々代の社長から言われたんです。そこで名古屋に転居し、5年ほど勉強して浜松に戻るとなったとき「営業も頼める?」と言われ…頑張ってテレアポで開拓したお客様の1社がE社というわけです。
モノづくりの楽しさを心の底から伝えたい
求職者の方や学生の方に向けてお願いします。
日本事務処理サービスとは、どんな会社ですか?
当社は社員のことを常に考えてくれているなぁと思います。たとえば社員同士のコミュニケーションや雰囲気づくりなどを率先して行なってくれたり、上司や先輩が手厚いフォローをしてくれたり、メンバー同士でわからないことについて教え合ったりと成長しやすい環境が整っていると思いますね。
日本事務処理サービスを若い方にお勧めするとしたら何と紹介しますか?
「一緒に楽しく開発しましょうよ」と言います。すごく雰囲気のいい会社ですしね。それに、初めはスキルがなくてもまったく心配いらないですよ。それを補ってくれる心強い仲間がいるので、きっと楽しく開発できると思います。
これまでのエンジニア人生を振り返って一言お願いします。
すごい質問ですね。振り返ってかぁ。まず人間的な部分でいうと、私はもともと社交的ではないんですよね。今でもそうかもしれないですけどね(笑)
ただ、開発作業は人と人のコミュニケーションの中で情報を得て、それをモノにして相手に伝えていくという感じなのですが、開発をするようになってからコミュニケーションすることへの抵抗感がなくなりましたね。「自分を変えることができたんだなぁ」と思います。
続いて技術的には、現在も変わらず常に勉強という感じですね。私は、仕事というのは品質はもちろんですが、期日を守れたかというのがとても重要だと考えています。
「品質の良いものをつくる × 期日(納期)を厳守する = 手を早めることで早く製造(プログラミング)をして、テストに重きを置く」
バグを出さないように徹底し「人より多くのテストパターンを作る」ということに自信とこだわりを持っていますね。
吉田からのメッセージ
私は本当にエンジニアの仕事が好きで、何年経ってもずっと楽しさを感じています。
エンジニアになろうと志す皆さんには「モノづくりは楽しいよ!」ということを力強く伝えたいです。
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