以前、「こんな人は日本事務処理サービスに向いていないかも」の記事を公開し、多くの学生や求職者にお読みいただきました。内容としても好評でしたので、今回は「システムエンジニアに向いている人」とはどんな人なのかを、設問形式で紹介していこうと思います。
※もちろん選考には関係ありませんのでご安心ください(笑)。
以下の記事もあわせてお読みいただけると嬉しいです。
[1]周りの人との日頃の関わり方
仕事を円滑に進めることができれば、自分はもちろん周りのメンバーにとってもありがたいことですが、あなたにもこんな経験がおありではないでしょうか。
たとえば…
Aさんは気さくな方で、日頃からしっかりコミュニケーションも取れているから、なんでも気軽に聞くことができる。
Bさんは気難しそうだし、あまり積極的に会話したこともない。それに、いつも不機嫌そうだから聞きたいことがあっても聞きづらい。
AさんとBさんで、どちらが仕事を円滑に進めやすいかは一目瞭然なのですが、なぜこんなにも仕事のしやすさ、しにくさが分かれるのでしょうか。Aさんにできていて、Bさんにはできていないことがありますが、それはなんだと思いますか?ぜひ、あなたの解釈を考えてみてください。
解釈:
[2]相手の立場に立って考える
ほかの人を思いやった言動がとれる人はエンジニアに向いています。なぜなら、この仕事はチームで行うことがほとんどですから、あなたを含めたいろんな人たちがプロジェクトに関わっており、それぞれの業務を割り当てられているのですが、たとえばこんなケースがあったとします。
あなたの近くにいるAさんが、担当していた業務で思いがけないトラブルが発生して困っていました。それを見たあなたは、どう感じ、どう行動すべきでしょうか。
もちろん、Aさんの経験値向上につながるから自力解決すべき。手を貸すのはおせっかいだと思う。という回答もとくに間違いではありませんが、Aさんの立場に立って考えたとき、あなたならどうされると嬉しいでしょうか?ぜひ考えてみてください。
あなたの意見:
[3]スキルアップの根幹を支えるのは
スキルってどうやったら身に付くと思いますか?もちろん研修を受けて学んだり、上司や先輩に教えてもらったり、自習したりすることで理解が深まっていくはずです。それに、「スキルアップしたい」という成長意欲が何より大切なのですが、もっともっと成長速度を加速させたり、自らの手で成長機会を広げていくには、教えを待っているだけではいけませんよね。
(1)経験が浅い方ほど“わからないことだらけ”です。わからないことの先にあることもわからないといった状況で、いったいどんな行動が取れる人が向いていると思いますか?
(2)わからないことがわかった!とします。でも、尊敬するA先輩はもっと早く、もっとキレイに、もっと高い品質に仕上げることができます。それを見たあなたは何を考えますか?
[4]ITの力で〇〇をとりのぞくのがITエンジニア
昨今はDXという言葉も社会に馴染み、ITによる業務の効率化が進み、根深い問題の解決にも大きく貢献しているわけですが、それはお客様のDX導入〜運用の話です。
私たち“開発する側”の現場でも同じことはいえます。開発業務の中での〇〇に着目し、それをいかに効率化できるか考えられる人は、この仕事に向いているといえるでしょう。
Q:「〇〇」に入るワードを考えてみてください。
[5]チーム思考を持って取り組むこと
まずは以下の例文を読んでみてください。
Aさんは、リーダーから仕事を割り当てられました。
リーダー「Aさん、これだけの量の仕事をこの日までに完結させてください」
Aさん「わかりました!完遂します。(え!この量を?ま、間に合うかな…?)」
数日後…
リーダー「Aさん、先日お願いした件、進捗はどうですか?」
Aさん「はい、なんとか頑張っています。期日までにはなんとかします。(やばっ!けどなんとかなるだろ)」
締切前日…
リーダー「Aさん、まだ例の件の報告を受けていませんがどうなっていますか…?」
Aさん「申し訳ありません。あの…実はまだ終わっていなくてですね…」
リーダー「まいったな。Bさん、申し訳ないけどAさんのフォローにあたってもらえますか?」
Bさん「わかりました。(マジか…自分もタスクがあるのに…)」
フォロー介入後…
Bさん「Aさんすいません。結構細かいミスがあるので確認して修正してください。」
Aさん「あ、申し訳ありません!」
ということで、以下を考えてみてください。Aさんのできなかったこと、足りていなかったことがわかる人はこの仕事に向いているはずです。
(1)Aさんの対応や、仕事の進め方の何がいけなかったと思いますか?
(2)Aさんのどのような考え方が足りていなかったと思いますか?
[6]技術屋さんであって職人さんではない
システムをつくっていく中で、仕様が変更になることはよくあります。それは、お客様の都合によって変更になることもあれば、上流工程の間違いなどによって発生することもあります。
すると、今までつくってきたものをやり直さなくてはならないのですが、右隣にいるAさんは「なんだよマジで!俺は本当はこう作りたいのに!」と、文句を言いながらめちゃくちゃ怒っています。
左隣にいるBさんは「そっか!仕様変更になったのならもう一度だ!がんばろう!」と前向きに捉えて、さっそく手を動かしだしました。
Q:あなたは、AさんとBさんのどちらに賛同しますか?また、その理由についても考えてみてください。
[7]トラブルへの向き合い方
開発の仕事には、予想外の出来事やトラブルがつきものです。トラブルと聞くと、つい「うわっ!」と身構えてしまうと思いますが、誰にでも起こりうる出来事なのです。
では、そんなトラブルに見舞われた際、トラブルとどういった“向き合い方”をする人がエンジニアに向いている人なのでしょうか。例をみてみましょう!
Aさん:「うわ最悪。やってらんなくない?できることなら逃げたいわ〜(愚痴)」
Bさん:「まぁ起きちゃったものは仕方ないし、やるしかないな。さて作業作業」
Cさん:「トラブルか〜。原因究明してトラブルを解決するのは大変だけどどうせなら楽しもう!」
Q:上記3人における自身の成長への影響や、周囲のメンバーからの評価はどうでしょうか?
さいごに
いかがでしたでしょうか。今回は、「エンジニアに向いている人」ってどんな人?というのを、設問形式でお送りしました。内容としては難しいことではないのですが、少々いやらしい表現をしている箇所もあります(笑)。ぜひ一度、時間のあるときに考えてみてもらえると嬉しいです!
くどいようですが、選考には関係ありませんのでご安心ください(笑)。
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