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25.07.22

組織のこと

NJSのカルチャーをみんなで語る。カルチャーブック座談会

NJSのカルチャーを語る。カルチャーブック座談会

当社では2025年、カルチャーブックという「自社のカルチャー(風土、価値観、考え方など)を社内外へ伝えるツール」を制作しました。今回の記事は、NJSの社員が実際に集まって、カルチャーブックに記載された内容について語り合いました。これからNJSを知る学生・求職者の方に向けて、リアルなカルチャーや職場の空気感をお届けします。

座談会参加者




小酒井:初登場

プロフィール

入社:2023年中途入社(26歳)

前職:スーパーで勤務。完全未経験からの転職。

趣味:最近はカラオケにハマっています。仕事帰りにもフラッと行ったりするほど。

事実・実感・共感ベースで語るカルチャーエピソード

プロフェッショナルであること

小野じゃあ私から。プロフェッショナルのページにある「倫理観を持つ」、「当事者意識を持って取り組む」、「価値提供にこだわる」の部分で、ウチのいいところがプロジェクト内で出ているなと思いました。私たちはお客様のオーダーメイドのような形でシステムを作っているけれど、細部までこだわってやっているといえます。きっと研修段階からそうした考え方が身についているのかなと思いました。

たしかに。一定水準以上の品質を目指していこうってマインドが培われていますよね。じゃあ野村さん!研修担当になってみて、そういうところは意識してやっているんですか?

野村そうですね。私たちがシステムを作るということは、そのシステムを使う人がいる前提ですので、ただ研修をこなすだけだと、システムを作って「達成感!」となりがちですが、エンドユーザー様がいるということを念頭において、より実務ベースで気づき学べるように工夫しています。それこそ盛さんが私の研修担当だった時、私に教えていただいたのを思い出しながら行っていますね。

いいですね。実務で経験を積んできた私たちだからこそ、細部までこだわってやれますからね。小酒井君は研修を受けていた側の視点で感じたことはありますか?

小酒井研修時の設計書について、“意外と細かく書かれていないな”と。細かく書かれていたならその通りにやればできると思いますが、そうではなく空白の部分があります。だから「ここはどうしたらいいですか?」と聞いたりして、分からないところを考えたり、調べたり、聞いたりするといった余白がプログラムされているのがすごいなと思いました。いま振り返ると(カラクリが)仕込まれていたんだなって。研修を受けている後輩を見ていてもそう感じます。要件の聞き方や「根拠」の持ち方もそこから学びました。

(当社はなぜ研修を内製化しているのか?内製にこだわる理由とは)

顧客志向であること

では次の顧客志向にシフトしよう。私からいきますね。私たちの仕事って契約形態としては請負ではなく準委任なので、形式的には完成責任がないんだけど、誰一人として「そこまでやらなくてもいいや」と思っている人はいない。むしろ、どうすればお客様に本当に満足していただけるかをみんなが自然に考えている。これはNJSが誇れるカルチャーだなと自慢できます。

野村そうですね!私たちにとってのお客様というと、最終的にシステムを使うお客様はもちろんなのですが、一緒に仕事をさせていただくパートナー企業さんも含まれると思っていますし、技術力をただ提供するだけじゃなく、「どういう技術が求められているか」を理解して、自分をアップデートしていくことも顧客志向の1つかなと思います。

そうだね。他社の方たちと協力してやっていくからコミュニケーションも大事になるけど、みんなが意識的に動いてくれることによって自ずとチームの円滑性も高まっていくから、そこも価値提供であり顧客志向につながるんじゃないかな。

小酒井私はコミュニケーションが得意な方ではないですが、雑談から関係性を築けたり、BBQに誘ってもらえたりと、そういうところから信頼ができていくんだなって実感しながら、どうしたら顧客志向につながるかを日々考えています。

顧客志向って実は研修の中でもすごく大切なテーマにしています。ただの技術研修ではなく、1つのワークショップとして顧客志向を学び、最初からこの意識を持ってもらうことで、現場に出たときにも自然と行動できるようにね。

チーム志向であること

じゃあ次、チーム志向に行きますか。

小酒井「力を惜しまずチームに貢献」について。これは研修の時の話ですが、先輩が業務後に事務所に立ち寄り、研修のことを教えてくれたりしてすごく嬉しかったんです。だから私も後輩に対してそれをしていたら、その後輩もそれをしていて。助け合いながら相互成長が循環するってすごくいいなと思っています。

たしかに。人を育てる文化がずっと根付いているなって。誰に頼まれるでもなく、みんな自然とやっているのは本当にいい文化。小野さんが入ってきた頃くらいから定着した文化じゃないかな。

小野:研修専門担当の方がまだいなくて、他の業務をやりながら研修もみるってスタイルだったと思うんですけど、それがいい方向に作用したんじゃないかな。手の空いている先輩がいたら(教えてほしいな〜)って雰囲気を醸し出していました(笑)。それが醸成のきっかけになっているのかもしれません。

野村私が入社した時も、小野さんにとてもお世話になった覚えがあります。JavaScriptが本当にわからなくて「助けてください」って言ったら一個ずつ丁寧に教えてくださって。改めてありがとうございました。

いまカルチャーが出ましたね。話し合いの中でも感謝を伝えるっていうところ。

野村:ちなみに、チーム志向は採用チームにも通じていますよね。有志で始まった採用チームが、今や十数人に拡大して成果を上げてるのって、まさに“巻き込み力”と“自発性”の文化ですよね。チーム志向で1番具体化しているところなんじゃないかな。

カルチャーで気に入っているところ

小野コーポレートカラーのブラウンカラーが気に入っています。他のIT会社さんは白や青を基調とした雰囲気なのですが、ウチは“一風変わっていてオシャレだ”と一目惚れしました。落ち着きがあっていい。

小酒井私は後輩の立場として好きなのが、先輩の皆さんとの関係性。仕事のことはもちろん、プライベートのことも気軽に話せたり、休日も一緒にカラオケに行ったりできて、仕事の先輩・後輩以上の関係性がいいなって思っています。

野村私の番ですね。技術向上のプッシュアップとして、資格取得支援制度があります。その制度について最近、「一緒にこの資格頑張ろうぜ」みたいなのが目立っています。資格勉強となると「しんどいな」とか、「ちょっと心折れそう」ってなったりすることもあると思うのですが、「あの人も頑張っているから私も頑張ろう」とか、「あの人に負けたくない」って感じですごく盛り上がってきている印象です。盛さんはいかがですか?

いわゆる中小企業ゆえの柔軟さも会社のカルチャーだと思っていて、例えば男性社員の育休に対してもそうですが、凝り固まった概念に縛られない会社だと思います。

(男性社員の育休取得事例を紹介)

みんなが気持ちよく働けるようにってスタンスが好きですね。

カルチャーブックのアップデートを考える

ここまでNJSのカルチャーについてたっぷり話してきたので、最後にこのカルチャーブックをどう進化させていくか、みんなでアイデアを出してみましょう。じゃあ小野さんから。

小野私は「リーダー指針」があるといいなと思っています。自分も今後リーダーになっていきたいのでそういうものがあると嬉しいですし、“リーダーとして何をしたらいいのだろう“というのを全体向けに開示することで、後輩たちも明確にイメージできるようになって目指しやすくなるのかなと思います。

採用活動目線として、日本事務処理サービスをまだ知らない人たちがカルチャーブックを見たときに、今回話し合ったような「具体的なエピソード」があるといいなと思いました。私たちが説明する際の会話の切り出しにも使えますしね。

野村私は「女性が働きやすい会社」というのを掲載したいです。産休、育休などの長期離脱によるキャリアの伸び悩みや、子育てと両立できるかという視点で、女性でもキャリアアップを諦めずに頑張れる会社だということを打ち出したいなぁって。

小酒井私は最後のページなどに代表の会社への思いが書いてあったりするといいなと思いました。社員としても一体感を感じることができますし嬉しいなって。もしくはオフィシャルメッセージでもあるといいですね。

なるほど〜みなさんいい意見。他にはありますか?

小野「雑談は適度に」をどこかに入れたいなと思いました。業務連絡だけって仕事ではなく、適度な雑談(コミュニケーション)を挟む働き方を教わってきたのもあって、せっかくだから入れたいです。

エピソードのページに組み込むのがしっくりきそうですね。

野村新入社員のウェルカム感が伝わるエピソードも入れたいですよね。新しい職場って不安だと思うので、そんな不安を解消できるような文言があるといいと思います。

不安解消という観点でいうと、SESに不安を抱く人は少なくない中で、それを解消しするべく、バックオフィスメンバーが月イチでランチ会を開催したり、会いに行って話を聞いたり、メンター制度や1on1など、一人ぼっちにさせないよっていうところを伝えていけるといいですね。

・・・・・

さいごに

いかがでしたでしょうか。今回の座談会を通じて改めて実感したのは、NJSのカルチャーは「制度」や「言葉」ではなく、社員一人ひとりの行動から自然と生まれているということ。
そしてそのカルチャーは、次の世代へと連鎖しながら“育ち合う”という形で受け継がれています。カルチャーブックは、単なる理念集ではなく、“自分たちらしさ”を可視化し、未来に伝えていくためのツールです。
今回語られたようなリアルなエピソードや、社員一人ひとりの想いを反映しながら、アップデートを重ねていくことで、より血の通ったNJSらしい一冊にしていく予定ですので、学生や求職者の皆様はぜひ楽しみにしていてください!

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